
外国為替市場とは、各国の異なる通貨の取引をする市場をさす。ただし、株式証券取引所などのような具体的な取引所があるわけでなく、取引全体をあらわす抽象的な概念である。実際の取引は、取引参加者が電話や電子機器を使って取引を行っている。外国為替市場は、「銀行間市場(インターバンク市場)」と「対顧客市場」の二つに大きく分類され、通常「外国為替市場」という場合は「銀行間市場」のことを指す。「銀行間市場」で取引される単位は、100万通貨単位が最低単位とされており、使われるレートは「インターバンクレート」と呼ばれる。インターバンクレートは、刻一刻と変化するものである。一方、「対顧客市場」とは、外貨預金やトラベラーズチェックなどを作る際の市場で、使われるレートは「公示レート」と呼ばれる。これは、固定されたレートで、通常は1日1回提示されるものである。
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